5月18日「神の内にいること」

ヨハネによる福音書14章1-11節(新共同訳p.196 口語訳p.164)

1.道であり、真理であり、命である

主イエスは弟子たちに対して「父の家」に彼らの場所を備えるために離れていかれることを告げました。再び迎えに来ると語られた主はご自身を「道であり、真理であり、命である」であると説かれました。

同じ道の上で同じ場所に立っていても見ているところが違えば向かう先も正反対ということも起こります。主イエスを見ることが御父を見ることであると示されても、弟子たちは誤解をしてしまったのです。

帰るべき「父の家」に向かっていれば旅人ですが、それを見失ってしまえばいくら「道」を歩んでいてもただの放浪者です。御子キリストを信じることによってこそ、見えない御父を知る真理と命に至るのです。

2.神の内にいること

 主イエスはご自分が御父のうちにあるので、御子の内にある者たちは父なる神のうちにいることになります。しかし使徒ヨハネは神の言葉を守らない者には真理がなく、真理すなわち御子がその人の内にいないのだと説いています。

 その一方で神の言葉を守る者には神の愛が実現しており、それが神の内にいることを示します。どのように信仰者と教会は神の言葉を守るのでしょうか。

 それは第一に説教と聖礼典による礼拝によるのです。説教に正しさが求められると同時に、聞く者にはそれを守ることが求められます。説教と聖礼典によって神の言葉を守るので、神の内にいることを教会は自らも世に対しても証しします。

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