4月13日「十字架への道」

マタイによる福音書27章32-56節(新共同訳p.57 口語訳p.48)

1.イエスの受難と十字架への道

ガリラヤで宣教を始めた主イエスは、3年余りの活動の末に過越祭の時期にエルサレムへと向かいます。

群衆はナザレのイエスを王として歓迎しましたが、主イエスは弟子のユダに裏切られてとらえられてしまいます。主は大祭司カイアファの前で夜通し侮辱と暴力を受けた後、ローマ総督ポンテオ・ピラトのもとに送られました。

罪がない方が反逆罪と同じ十字架刑に処せられます。こうして「ユダヤ人の王」とされたイエスは、侮辱と暴力の末、私たちの罪と咎を代わりに背負ってゴルゴタの丘へと向かわれました。

2.十字架の道と神の救いの完成

十字架上で主イエスが味わわれた苦しみや神からの見捨てられる思いは、私たちの罪と背きが神の前でどれほど重いものであるかを表しています。

神殿の垂れ幕が裂けたように、主イエスの十字架での死によって神と人を隔てる壁が取り除かれました。「成し遂げられた」とのお言葉のとおり、主なる神による救いの計画がキリストの十字架によって完成したのです。

異邦人であるローマの兵士による「この人は神の子だった」との告白は、十字架の救いを全ての人へ伝えることになり、私たちにも届けられました。

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