9月15日「良い羊飼い」

ヨハネによる福音書10章11-18節(新共同訳p.187 口語訳p.156)

1.「『わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。・・わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。』」

イエス・キリストは羊のための良い羊飼いです。彼は羊を守るためには命を捨てる覚悟で闘います。それだから、私が弱って病んでいるなら治療され、苦闘しているなら慰め、混乱しているなら調整してくださるのです。

2.「『わたしには、この囲いの中に入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。・・こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。』」

 イエスの使命は、「一つの群れ」とする世界宣教の完成であって、メシアの絶対必要条件なのです。弟子たち(私たちの教会)に与えられた世界宣教はすべて命令形です。イエスの心には地球全体がヴィジョンとして浮かんでいて、地上のすべての民族の救いが頭から離れることはありません。アブラハムに約束された祝福の約束は、メシアである自分において成就することを知っておられたからです。

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