ヨハネによる福音書4章46―54節 使徒言行録 9章36―43節(新共同訳p.171,231 口語訳p.142,196
1.「イエスは役人に『あなたがたは、しるしや奇跡を見なければ、決して信じない』と言われた。」
ガリラヤの領主ヘロデ・アンティパスに仕えるローマの軍人に重篤の病気を患う幼子がいました。ところがその子が危篤の状態に陥ります。彼はイエスのもとへ30キロの道のりを上って来て、一緒に下って幼子を癒してくれるよう願いました。彼は「塹壕(ザンゴウ)には不信仰者はいない」と同じしるしや奇跡を見たら信じる信仰ですが、私たちの信仰と似ているとも言えます。
2.「『帰りなさい。あなたの息子は生きる』その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。」
主イエスは父親にやさしく強く「あなたの幼子は生きている」と宣言されました。彼は帰り道でイエスの言葉を唱え続けながらも、お願い信仰の危うさにどれ程の疑いや不安が襲ってきたでしょう。
3.「それは、イエスが・・と言われたのと同じ時刻であることを父親は知った。そして、彼も彼の家族もこぞって信じた。」
父親はその途中で部下たちと出会います。そしてわが子が癒されたのがイエスの宣言と同じ時刻であると知りました。神は生きて働いておられる真理を知った父親を通して、彼も家族も全員が十字架の福音(救い)に与る恵みとなりました。イエスのもとに来た者は、イエスから遣わされる福音の証し人です。
